クワイアもので、「1枚何か良いのを選んで欲しい。」と言われたら私は何を選ぶのか?と、考えてみました。まあ色々と素晴らしいアルバムはあるのですが、絶対外せないアルバムと言えば今回紹介する「I'll Trade A Lifeline/Rev.Milton Brunson」だと思います。
私的にこのアルバムの好きな理由は、クワイアの「声」がいいから!
その「声」から、ひとりひとりの力ある信仰が聞こえるんです。それが本当に気持ちいいですね。
このクワイアの結成は48年。そこから2003年の解散まで、ずっと第一線でがんばってきたクワイアですから、歴史と重みがありますね。70年代にナッシュボロ・レコードに残した録音物もかなり良いのですが、声から来る力強さではこのアルバムのほうが優れている気がします。
ただこのアルバムは、ミルトン牧師&トンプソンコミュニティーシンガーズの中でもかなりマイナーな存在。でも、マイナーでも良い物は良いと声を大にして宣言いたします!
特に1曲目「What A Friend」10曲目「I'll Make It Alright」あたりのクワイア最高ですね!
妻と初めてデートした時に「What A Friend」を入れた個人編集CDーRが車にありまして、大きな音で聴きながら「どうこれ!かっこいいでしょう。最高でしょう!」と、むりやり「う、うん。かっこいいね。」と言わせていたことが思い出されます。
ところで最近のクワイアものは、「リズムやコード」が耳に残るという気がいたします。昔のものはちゃんと「人の声」が耳に残るのですが。みなさんの印象はいかがでしょうかね。
もちろんリズムやコードがかっこいいのは大切なことなんですけどね。
さ〜て、今回も残念ながら廃盤ということです。どこかで見つけたらちょっとくらい高くても、クワイア好きな人なら買って損はないアルバムだと思いますよ。私のオススメ盤です。
と言うわけで、また次回お会いいたしましょう。