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ゴスペル名盤!もしくは謎盤!
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ジャケ買い大成功! The Lifeboat/Chosen Gospel Singers
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もうつぶれてしまったのですが、10年以上前、近所にP-VineのCDがたくさんおいてあるCD Shopがあって、そこで日本盤をジャケ買いしました。(上記写真は米盤。日本盤は、なぜか写真が朱色がかっていて反対向きです。)Chosen Gospel Singersなんて知らなかったし、フューチャリングLou Rawlsと書いてあっても、それも当時は知りませんでした。(もちろん今は知ってるし、大好き!)

このジャケのどこに惹かれたかというとメンバーの目です。いや目線と言うべきでしょうか?
私はジャケを見て考えました。
この人達の目は何を見ているんだ?全員が同じ方向を斜めに見ている。・・・これは何かがある。
しかもちょっと怖い目だぞ。うれしいものや美しいものを見ているわけではないはずだ。なんだ!何を見ているんだ!
きっとこのCDを聴くと答えがわかるはずだ!よし買おう!
と言うわけで購入決定!

内容は定番のアカペラ・カルテット・スタイル。しかし、当時このようなスタイルを聴いたことがなかった私は衝撃を受けましたね。なんというかっこよさ!なんというシンプルさ!なんという情熱!一気にはまりました。
1曲目はずっしりくる曲でノリノリではないのだけど、これがまたかっこいい。ぶんぶんうなる低音ボイスもめちゃくちゃイカしてます。お気に入りは21曲目の「Stay With Me Jesus」。(日本盤は17曲目)もしCDを聴く機会があったら、この曲から聴くことをオススメします。

で、ジャケでメンバーは何を見ていたのだろうと時々考えるのですが、私の勝手な推測によるとこれは「心の中の悪い思い」なのではないかと思います。「心の中の悪い思い」が見え隠れしたとき、ゴスペルを歌ってイエス・キリストと共に戦って追い出せ!と言っているのではないかと。
でなきゃ何で、ゴスペルやる人たちがこんなにきつい目で、何かを見つめる必要があるのだろうか。と、勝手に推測をいまだに続けています。
とにかく、アカペラ・カルテット・スタイルのゴスペルへの目覚めを確信した記念すべき1枚!!
これからもずっと愛聴盤です。

というわけで、また次回お会いいたしましょう!

AmazonへGo→The Lifeboat/Chosen Gospel Singers
by gospelmusic | 2010-01-13 16:47 | Black Gospel